「初めてのポータブル電源、どれを選べばいいかわからない」
そんな人に注目されているのが、Dabbsson（ダブソン）1000Lです。

 

容量1,008Wh・定格出力1,200Wと、中容量モデルながら電気毛布やケトル、冷蔵庫まで動かせる実力を持ちつつ、重さは約10.6kg。
さらに、最新の半固体電池搭載で約4,000回の長寿命という安心設計。
発売から間もないモデルながら、コンパクトさとパワーのバランスに優れた1台として人気を集めています。

 

しかも現在は、
定価109,800円 → 最安65,799円（Amazon／楽天）という大幅値下げ中。
販売先によっては1万円以上の差が出るため、「どこで買うか」を間違えると損をする可能性もあります。

 

この記事では、Dabbsson 1000Lの基本スペックや使用感に加えて、実際の口コミ・評判から見えたデメリットや注意点をFP（ファイナンシャルプランナー）の視点で整理します。
後悔せず、自分に合った選び方をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Dabbsson 1000Lは、容量1,008Wh・出力1,200Wを備えた中容量帯のポータブル電源です。

 

家庭内の停電対策からアウトドア・車中泊・ソロキャンプまで、幅広い用途で「軽くてちょうどいい」と高評価を集めています。

 

最大の特徴は、最新の半固体リン酸鉄リチウム電池を搭載していること。

 

従来のリチウムイオン電池に比べて安全性が高く、約4,000回の充放電を繰り返しても80％以上の容量を維持できるという点で、長期利用を前提に考えている人にとって非常に魅力的な仕様です。

基本スペック一覧

Dabbsson 1000L 製品スペック
容量	1,008Wh
重さ	約10.6kg
サイズ	188.5 × 390 × 240 mm
電池タイプ	半固体電池（Semi-solid state battery）
サイクル数	約4,000回（充放電後も80％容量を維持）
充電時間	約50分で80％（AC最大1,000W／Dabflash急速充電）
出力ポート	AC出力×2（定格1,200W／瞬間最大2,400W） USB-A×2（最大15W） USB-C×2（100W／30W） DC5521×1（最大50W） シガーソケット×1（最大126W）
定格出力	1,200W（純正弦波・瞬間最大2,400W）
ソーラー充電	対応（12〜60V、最大800W入力）
パススルー対応	対応（充電しながら同時に給電可能）
EPS機能	対応（自動切替・約15ms未満）
アプリ接続	対応（遠隔操作・時間管理など）
価格（税込）	65,800円
発売日	2025年4月

何にどれくらい使える？使用イメージの目安

Dabbsson 1000Lの1,008Whという容量は、以下のような用途に適しています。

日常のちょっとした停電やキャンプでの利用ならこれ1台で充分という声が多く、特に「ポータブル電源デビュー」に選ばれやすいモデルです。

高速充電とアプリ制御の快適性

Dabbsson 1000Lには、Dabflash急速充電機能が搭載されており、1,000Wの入力でわずか50分で80％まで回復。

 

急な使用にもすぐ対応でき、災害時にも「充電が間に合わない」というストレスが大幅に軽減されます。

 

また、スマホアプリとの連携により、

といった、従来の電源にはなかった“使いやすさ”もプラスされた点が高く評価されています。

Dabbsson 1000Lは総合的に高評価のモデルですが、すべてのユーザーにとって完璧というわけではありません。
実際のレビューやSNSの声をもとに、購入後に「思っていたのと違った」と感じた人の共通点や注意点を整理しました。

「容量が物足りない」と感じた人の声

容量1,000Whクラスは、中型家電を短時間使うには十分ですが、長時間の電力供給には限界があります。

→ 電力消費の激しい家電を連続使用したい場合は、2000Wh以上のモデルを検討した方が安心です。
1000Lはあくまで“短時間の非常用”または“ライトなアウトドア”向きと考えるべきです。

出力やポート構成が合わないという指摘

AC出力が2口のみという点について、「複数の家電を同時に使いたかったのに足りなかった」という声もありました。

→ 機器の接続数や消費電力を事前にシミュレーションしておかないと、“使いにくさ”を感じやすいポイントになります。

ソーラー充電やアプリ操作に関するギャップ

Dabbsson 1000Lは最大800Wのソーラー入力に対応しているものの、「思ったより発電できない」「接続が複雑だった」といった声も。

また、アプリ操作についても、

というフィードバックも散見されます。
→ ソーラー運用を重視する人は、事前に設置環境・パネルの仕様・アプリ連携条件を確認しておくことが重要です。

こういう人は後悔しやすい

・「とりあえず大は小を兼ねる」で選びたい人
→ 容量不足や出力制限にストレスを感じる可能性大

 

・「キャンプ・災害でフル家電対応」を期待している人
→ 冷蔵庫・電子レンジなどの継続稼働には不向き

 

・ポート数・USB出力の自由度を重視したい人
→ 複数同時利用には追加アクセサリが必要になる場合あり

Dabbsson 1000Lは、実際に購入したユーザーから「ちょうどいい」「思った以上に使える」という評価が多数見られます。
ここでは、満足している人たちの声をもとに、Dabbsson 1000Lが高く評価されているポイントや利用シーンの傾向をまとめます。

軽量・持ち運びやすさに高評価の声

10kg前後のポータブル電源は「一人でも持ち運びやすい」「女性でも扱える重さ」として高く評価されています。

→ 車中泊やベランダでの簡易使用など、「屋内外のちょっとした電源」として重宝されています。

急速充電が便利と感じたユーザー

Dabbsson 1000Lは、**最大1,000Wの急速充電（Dabflash機能）**により、わずか50分で80％充電という驚異的なスピードを誇ります。

→ 急な停電や短時間の外出前でも「すぐ使える状態にできる」ことが高評価につながっています。

必要最低限にはちょうどいいという使い方パターン

 

このように、「多くを求めすぎない実用ユーザー」からは、1,000Wh×1,200Wの性能が“ジャストサイズ”として支持されています。

 

特に以下のような特徴を求めていた人は、Dabbsson 1000Lに満足している傾向があります。

ポータブル電源は決して安い買い物ではありません。特にDabbsson 1000Lのように、実売価格で6万円台という中価格帯モデルは、「ちょっとした安心」と引き換えに、家計へのインパクトも無視できません。
そこでファイナンシャルプランナー（FP）の視点から、「購入後に後悔しないためにチェックすべき3つの判断軸」を解説します。

1.使用目的と稼働時間の見積もりが明確か？

まず重要のは、「何に・どれくらい使うか？」の見極めです。
たとえば1,000Wh前後の容量では、以下のような稼働目安になります。

使用機器	消費電力	稼働時間の目安
スマホ（18W）	約18W	約45〜50回フル充電
ノートPC（50W）	約50W	約16〜18時間
LEDランタン（10W）	約10W	約80〜90時間
小型冷蔵庫（70W）	約70W	約11〜12時間（気温により変動）
電気毛布（40W）	約40W	約20〜22時間（弱設定時）

このように、“ちょっとした機器”であれば非常に頼れる一方、「電気毛布を一晩つけたい」「ドライヤーを使いたい」となると物足りなく感じる場面もあります。

2.他モデルとの比較で納得できるか？

同価格帯には以下のような選択肢もあります。

モデル名	容量	定格出力	価格帯
Dabbsson 1000L	1,008Wh	1,200W	約65,800円
Anker Solix C1000	1,056Wh	1,500W	同等またはやや高め
EcoFlow RIVER 2 Pro	768Wh	800W	約55,000円前後

「同じ価格でもう少し出力が高いモデルがあったのに……」と後悔するパターンもあります。
定格出力と使いたい家電の消費電力は必ず照らし合わせておきましょう。

3.充電環境・保管場所との相性はあるか？

Dabbsson 1000Lは、わずか50分で80％まで充電できる高速性能が大きな魅力です。
しかしこのメリットを活かせるのは、「AC充電できる環境がある」「頻繁に使う予定がある」人です。
また、10kg以上の重さを毎回出し入れするのが面倒に感じる方や、保管スペースに余裕がない方は、購入後に扱いづらさを感じることも。

判断軸は「自分の使い方にどれだけフィットしているか」

価格・容量・出力という表面的な数字だけでなく、使い方・生活スタイルに合わせて選べるかどうかが、後悔しない最大のポイントです。
「たしかに高性能だけど、うちにはオーバースペックだった」
「もっと安いモデルで十分だったのに…」
そうしたミスマッチを防ぐために、事前の目的整理がなにより重要です。

Dabbsson 1000Lが向いている人

Dabbsson 1000Lをやめた方がいい人

FP視点での結論｜“手の届く安心投資”として十分アリ

Dabbsson 1000Lは、価格と性能のバランスが非常に優れたモデルです。

 

決して“何でもできる”モデルではありませんが、「これだけあれば安心」というラインを確実にクリアしてくれるスペックを持ち、小型クラスとしては最高クラスのコスパといえるでしょう。

 

日常用の補助電源や、災害への“第一歩”として、無理のない予算で備えたい人に最適な選択肢です。