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停電時にポータブル電源を使う場面を想像してみてください。
家の中で必要な電気はどこにあるでしょうか?照明、冷蔵庫、パソコンなど、さまざまな場所に電気が必要になります。
しかし、ポータブル電源を家庭内で正しく使用しないと、危険な状況を引き起こすことがあります。
この記事では、やってはいけないポータブル電源の接続方法とその危険性、そして安全に使用するための対策について詳しく解説します。
ポータブル電源のAC出力を家庭のコンセントに接続する方法は危険!
家庭用コンセントにポータブル電源のAC出力を直接接続することで、停電時でも家全体に電気を供給することができます。
しかし、これは非常に危険な方法であり、絶対にやってはいけません。
なぜなら、分電盤のメインブレーカーを遮断しないと、電気が逆流し事故につながる可能性があるからです。
停電時にポータブル電源を使って電気を供給していたとして、万が一ブレーカーを切り忘れたまま電力会社の電気が復旧したらどうなるでしょうか?
この場合、電力会社の電気とポータブル電源の電気がぶつかり、短絡事故が発生するリスクがあります。最悪の場合、自分の家だけでなく、近隣の家庭にも影響を与えてしまう可能性があります。
家庭用コンセントの定格電流は15Aに設定されています。ポータブル電源の出力が15Aを超えた場合、電線が過負荷になり発熱し、最悪の場合発火のリスクがあります。
通常、ポータブル電源には保護装置が搭載されているため、過負荷時には電力供給が自動的に停止する設計になっていますが、安全のためにもこの接続方法は避けるべきです。
この危険な接続方法を行うための専用ケーブルは市販されていません。もしこの方法を実践する場合は、自作するしかありませんが、これは非常に危険な行為であり、感電や火災のリスクが高まります。
ポータブル電源を安全に使うためには、「電源切替器」を設置するのが最も確実な方法です。
・常用電源(電力会社)と非常用電源(ポータブル電源)を切り替える装置
・電気の逆流を防ぎ、安全に電源を供給できる
・電源切替器の入力端子に電力会社の電源とポータブル電源を接続
・出力端子に電気を供給したい照明やコンセントを接続
・非常時はスイッチを切り替えるだけで安全にポータブル電源を使用可能
? 電源切替器の設置には電気工事が必要なため、専門の電気工事業者に相談することをおすすめします。
ポータブル電源は非常に便利なアイテムですが、誤った使い方をすると大きな事故につながる可能性があります。
? 家庭のコンセントに直接接続するのは絶対NG!
? 電気の逆流や過負荷を防ぐため、電源切替器を導入するのが安全!
? 電気工事が必要な場合は、必ず専門業者に相談!
安全に使うことで、ポータブル電源を最大限活用できるので、正しい知識を持って運用しましょう!