キャンプにポータブル電源は必要? 便利だけど、本当にいるのか悩む人も多いはず。電気毛布やホットプレートを使いたい人、電源のないキャンプ場で過ごす人には必須アイテム! 逆に、電源付きサイトを利用する人や荷物を減らしたい人には不要かも?日帰り・1泊・長期キャンプごとの最適な容量や選び方を徹底解説! 失敗しないポータブル電源の選び方をチェック!

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ポータブル電源はキャンプに必要?メリット・デメリット最適なおすすめ容量と選び方を徹底解説!


キャンプをより快適に楽しむために、ポータブル電源の導入を考えている人も多いのではないでしょうか?

 

近年、キャンプ人気の高まりとともに、電気を使ったアウトドアライフを楽しむ人が増えています。

 

ポータブル電源があることで、夜の照明やスマホの充電、寒い時期の暖房対策などが可能になりますが、一方でデメリットもあります。

 

この記事では、キャンプにポータブル電源は必要なのか?メリットとデメリットを詳しく解説していきます。

このページの目次

ポータブル電源のメリット 快適になるキャンプのシチュエーション

1. 夏の扇風機や冬の電気毛布で快適に過ごせる

キャンプの楽しさは、自然の中での非日常体験にありますが、気温の影響をダイレクトに受けるのも事実です。特に、夏の猛暑や冬の極寒は快適なキャンプの妨げになります。

? 夏場 → ポータブル扇風機を使用すれば、テント内の蒸し暑さを軽減できる
? 冬場 → 電気毛布やカーボンヒーターを使えば、夜の冷え込み対策ができる

特に冬キャンプでは、夜間の冷え込みが厳しく、電気毛布があると快適さが格段に向上します。

 

バッテリー容量によっては、一晩中暖かく過ごせるので、寒さが苦手な人にはおすすめです。

2. スマホ・カメラ・ランタンの充電で安心

キャンプ中にスマホの充電が切れると、緊急時の連絡が取れなくなるだけでなく、写真撮影もできなくなります。

 

また、LEDランタンを多用する人も多いですが、バッテリー式のものだと長時間の使用には限界があります。

? スマホの充電切れを防ぐ → 緊急時の連絡手段を確保
? カメラの充電ができる → 旅の思い出をしっかり残せる
? ランタンのバッテリー切れを防ぐ → 夜間でも安全に行動できる

特にファミリーキャンプや長期のアウトドア滞在では、電源の確保は安心感につながるので、ポータブル電源があると便利です。

3. 照明や調理家電の使用でアウトドアをより楽しめる

キャンプの楽しみの一つに料理がありますが、電気が使えれば調理の幅が広がります。

? ホットプレートや電気ケトルを使える → キャンプ場でも手軽に調理が可能
? 冷蔵庫を持ち込める → 食材の保存がしやすくなる
? 電動エアポンプが使える → 空気を入れるのが楽に

特に、電気ケトルがあれば、朝起きてすぐに温かいコーヒーが飲めるので、優雅なキャンプの朝を楽しめます。

ポータブル電源を持っていくデメリット

1. 重量があるため持ち運びが大変

ポータブル電源は便利ですが、容量が大きくなるほど重くなるというデメリットがあります。

? 500Whクラス → 約5〜7kg(比較的軽量で持ち運びしやすい)
? 1000Whクラス → 約10〜12kg(大容量だが持ち運びが大変)
? 1500Wh以上 → 約15kg以上(車載必須レベル)

キャンプサイトまで徒歩で移動する場合、大容量のポータブル電源は持ち運びがかなりの負担になります。そのため、使用用途に応じたサイズを選ぶことが重要です。

2. 価格が高く、頻繁に使わないとコスパが悪い

ポータブル電源は、容量や機能によって価格が大きく変わるため、購入前によく検討する必要があります。

? 300Wh〜500Whクラス → 約3〜7万円(スマホ・ライト充電向け)
? 1000Wh〜1500Whクラス → 約10〜20万円(調理家電や暖房もOK)
? 2000Wh以上 → 約20万円以上(長期キャンプや業務用向け)

頻繁にキャンプをする人ならコスパは悪くありませんが、年に1〜2回しか使わない人にとっては高価な買い物になります。

キャンプ用ポータブル電源の選び方|容量はどのくらいが最適?


ポータブル電源は、キャンプのスタイルによって必要な容量が変わります。

 

「どのくらいの電力が必要なのか?」を把握しておくことで、無駄なく最適なモデルを選ぶことができます。

使用目的別に最適な容量を選ぼう

ポータブル電源の選び方の基本は、「何に使うのか?」を明確にすることです。使用目的に応じて、どの程度の容量が適切なのかを見ていきましょう。

日帰りキャンプなら300Wh〜500Wh

? スマホやLEDランタンの充電がメイン
? 小型扇風機やモバイルバッテリーの充電
? 持ち運びやすい軽量モデルが最適
日帰りキャンプでは、スマホやカメラの充電、LEDランタンの電源確保が主な用途になります。この場合、300Wh〜500Whのポータブル電源で十分です。
目安の消費電力
スマホ充電(10W) → 約30回分
LEDランタン(5W) → 約80時間
小型扇風機(20W) → 約15時間

1泊〜2泊のキャンプなら500Wh〜1000Wh

? 電気毛布やポータブル冷蔵庫を使用
? ノートPCやカメラのバッテリー充電
? 2〜3人のグループキャンプに最適
泊まりのキャンプでは、冷蔵庫や電気毛布を使う場合が多くなるため、500Wh〜1000Whのポータブル電源が理想です。
目安の消費電力
電気毛布(50W) → 約10〜15時間
ポータブル冷蔵庫(60W) → 約8〜12時間
ノートPC充電(65W) → 約7〜10回

長期キャンプや電気毛布を使うなら1000Wh以上

? 長期間の滞在で大容量が必要
? IHクッキングヒーターやホットプレートを使用
? 寒冷地キャンプで暖房器具を使う
長期キャンプや寒冷地でのキャンプでは、調理家電や暖房器具を使用することが多くなるため、1000Wh以上の大容量モデルが必要になります。
目安の消費電力
電気毛布(50W) → 約20〜30時間
IHクッキングヒーター(1000W) → 約1時間
ホットプレート(1200W) → 約50分

消費電力から必要な容量を計算する方法

ポータブル電源の容量は、「Wh(ワットアワー)」という単位で表されます。消費電力を計算することで、「この家電はどれくらい使えるのか?」を把握できます。

ポータブル電源1000Wでどれくらい使える?

1000Whのポータブル電源がある場合、以下の家電がどれくらい使えるか計算してみましょう。

? 電気毛布(50W) → 約20時間(1000Wh ÷ 50W = 20時間)
? LEDランタン(5W) → 約200時間(1000Wh ÷ 5W = 200時間)
? 電動ポンプ(150W) → 約6.5時間(1000Wh ÷ 150W = 6.5時間)
? 炊飯器(500W) → 約2時間(1000Wh ÷ 500W = 2時間)

ポータブル電源1500Wなら何時間使える?

1500Whのポータブル電源なら、以下のような使用時間の目安になります。

? 電気毛布(50W) → 約30時間(1500Wh ÷ 50W = 30時間)
? IHクッキングヒーター(1000W) → 約1.5時間(1500Wh ÷ 1000W = 1.5時間)
? ポータブル冷蔵庫(60W) → 約25時間(1500Wh ÷ 60W = 25時間)
? ホットプレート(1200W) → 約1時間15分(1500Wh ÷ 1200W = 1.25時間)

ポータブル電源を買ってはいけないケース


ポータブル電源は便利なアイテムですが、すべてのキャンパーに必要とは限りません。

 

場合によっては、「買ったけど結局使わなかった…」ということもあります。

ポータブル電源不要な人の特徴

1. 近場のキャンプ場で電源付きサイトを利用する人

最近のキャンプ場には、AC電源付きのサイトが増えてきています。
? キャンプ場にコンセントがあるなら、ポータブル電源は不要
? 電源サイトを利用すれば、スマホや家電も普通に使える
? ポータブル電源を持ち運ぶ手間もなく、手軽に電気を確保できる
特に、頻繁に電源付きサイトを利用する人にとっては、ポータブル電源を買うメリットは少ないでしょう。

2. 持ち運びが面倒な人(重量が10kg以上のモデルも)

ポータブル電源は、容量が大きくなるほど重くなります。
? 500Whクラス → 約5〜7kg(持ち運びは比較的ラク)
? 1000Whクラス → 約10〜12kg(リュックで持つのは大変)
? 1500Wh以上 → 約15〜20kg(車での移動が必須)
大容量のモデルほど便利ですが、キャンプ場までの移動が徒歩だったり、荷物を極力減らしたい人には向いていません。

3. 初期費用が高く、コストパフォーマンスを重視する人

ポータブル電源は、容量や機能によって価格が大きく異なります。
? 300Wh〜500Whクラス → 約3〜7万円(ライトユーザー向け)
? 1000Wh〜1500Whクラス → 約10〜20万円(調理家電・電気毛布向け)
? 2000Wh以上 → 約20万円以上(業務用レベル)
年に数回しか使わない場合は、コストパフォーマンスを考えると、レンタルや他の電源確保方法のほうが良い場合もあります。

逆にポータブル電源を買った方がいいケース

1. 電気毛布やホットプレートを使いたい

寒い時期のキャンプでは、電気毛布があると快適さが格段にアップします。
? 電気毛布(50W)を10時間使うなら500Wh以上が必要
? ホットプレート(1200W)を使うなら1500Wh以上が理想
寒い時期のキャンプや、食事をラクにしたい人にとっては、ポータブル電源が大活躍します。

2. 山奥や電源のないキャンプ場で過ごす予定

? 電源なしのキャンプ場ではスマホやライトの充電が難しい
? ポータブル電源があれば、連泊キャンプでも電気の心配がいらない
? アウトドアでの作業や撮影にも便利
特に、山奥や無人のキャンプ場では、ポータブル電源があると安心感が大きく違います。

ポータブル電源を長期間使わないとどうなる?

放置すると起こるバッテリーの劣化

自然放電による電池の消耗

ポータブル電源は、使用していなくても自然放電によって徐々にバッテリーが減っていきます。
? 一般的なリチウムイオン電池の場合
・約半年で20%程度放電する
・1年以上放置するとバッテリー残量がほぼゼロになる可能性
? リン酸鉄リチウムイオン電池の場合
・自然放電が少なく、1か月で約1%程度の消耗
・長期保管に向いているが、放置しすぎると劣化のリスクあり
長期間使わないと、放電が進みすぎて、次回使うときにバッテリー残量がほとんどない状態になってしまう可能性があります。

過放電状態になると復活しない可能性も

バッテリーが完全に放電すると、過放電状態になり、充電しても復活しなくなることがあります。
? 過放電が起こるとどうなる?
? バッテリーの内部抵抗が上昇し、充電できなくなる
? 一部のモデルでは、過放電後にバッテリーが復活しない場合もある
? 充電しても電力が保持できず、寿命が大幅に短くなる
特に半年以上放置すると、充電ができなくなるリスクが高まるため、定期的に管理することが重要です。

ポータブル電源長期保管時の正しい管理方法

ポータブル電源の寿命を延ばすには、正しい保管方法を知っておくことが重要です。

60〜80%の充電残量で保管するのがベスト

? 満充電での保管はNG!
・高電圧状態が続くとバッテリーに負担がかかり、劣化が進む
・長期間保管すると、蓄電能力が低下する可能性がある
? ゼロ充電での保管もNG!
・過放電状態になると、バッテリーが復活しなくなるリスクがある
・長期間放置後に充電しても、正常に動作しない可能性が高い
?? 理想的な保管方法
・60〜80%の充電状態で保管するのが最適!
・高温・低温の環境を避け、室温(約25℃)の場所に保管する

半年に1回の定期充電が必要

? 自然放電による消耗を防ぐため、半年ごとに充電を行う
? 特に冬場はバッテリーの消耗が激しいため、定期的にチェックが必要
? 長期保管前には、電源を完全にオフにしておく

まとめ|ポータブル電源はキャンプに必要?最適な容量と選び方

ポータブル電源は、キャンプの快適さを向上させる便利なアイテムですが、すべてのキャンパーに必要というわけではありません。

 

? ポータブル電源が必要な人
・電気毛布やホットプレートを使いたい → 寒冷地キャンプで活躍!
・山奥や電源なしのキャンプ場で過ごす → スマホやライトの充電が安心!
・長期キャンプやファミリーキャンプ → 電力が多く必要な場合に便利!

 

? ポータブル電源が不要な人
・電源付きサイトを利用する → 現地でコンセントが使えるなら不要!
・持ち運びが大変だと感じる → 1000Wh以上は10kg超えで重い!
・初期費用が気になる → 頻繁に使わないならレンタルもアリ!

 

? キャンプに最適なポータブル電源の容量目安
・日帰りキャンプ → 300Wh〜500Wh(スマホやランタン充電向け)
・1泊〜2泊のキャンプ → 500Wh〜1000Wh(電気毛布・冷蔵庫向け)
・長期キャンプ・寒冷地キャンプ → 1000Wh以上(調理家電・暖房器具向け)

 

ポータブル電源は、キャンプのスタイルに合わせて選ぶことが大切! 購入を検討している人は、「何に使うのか?」を明確にし、最適な容量のモデルを選びましょう!

この記事を書いている人

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