「EcoFlowの最新ポータブル電源が気になるけど、どこで買えば一番お得？」
「DELTA 2じゃ不安、でもDELTA Pro 3はオーバースペックかも…」
そんな人にちょうどいい選択肢が、2025年3月に登場した「EcoFlow DELTA 3 1500」です。
容量1,536Wh・出力1,500Wで多くの家電に対応し、ソーラー充電やアプリ連携など日常＋防災にも活用できるバランス型モデルとして注目されています。

 

ただし、通販サイトによって価格は大きく異なり、最安値は99,825円。定価（181,500円）と比べると8万円以上の差が出ることもあるのが実情です。

 

この記事では、FP（ファイナンシャルプランナー）としての視点から、

──をわかりやすく解説していきます。
「DELTA 3 1500って実際どうなの？」と迷っている方こそ、価格と用途のバランスを冷静に判断して、納得の買い物をしていただきたいと思います。

EcoFlow DELTA 3 1500は、定価で購入すれば税込181,500円と決して安くはありません。
ですが、販売チャネルやキャンペーンをうまく活用すれば、99,825円まで大幅に値下がりするケースも確認されています。

 

同じ製品でも「どこから買うか」で損得が大きく変わる──。
まずは、2025年時点で確認された主要4チャネルの販売価格を見てみましょう。

価格差が出る理由とは？

価格がここまで変動する背景には、以下のような理由があります。
・公式サイトはセット販売や長期保証を含めた価格
・Amazon・楽天・Yahoo!はマーケットプレイス型で出品元により価格が異なる
・クーポンやポイント還元の有無・率によって実質価格が変動
特に楽天とYahoo!では、ポイント倍率次第で実質1万円以上の差が生まれることもあります。

結論：最も安く買えるのはどこか？

価格だけを見ると、Amazon・楽天・Yahoo!の約99,800円前後が圧倒的に安いです。ただし、以下のような選び方が重要になります。

通販サイト別の特徴比較｜どこで買うと安心でお得？

EcoFlow DELTA 3 1500を購入する際、どの通販サイトを利用するかで「価格」「保証」「サポート」に大きな違いが出ます。ここでは主要4チャネルの特徴を詳しく比較します。

公式ストア｜セット販売中心、保証・サポートは最強クラス

EcoFlow公式サイトでは、本体単体よりもソーラーパネルとのセット販売が主流です。正規品として製品登録ができ、最長5年保証やアフターサービスの対応力も抜群。

Amazon｜最安実績あり、ただし出品元チェックが必須

Amazonでは、セール時に単体で99,825円まで値下がりした実績あり。即納可能なケースが多く、急ぎの人には魅力的です。ただし「マーケットプレイス出品」が多く、保証対象外の並行輸入品や中古品に注意が必要です。

楽天市場｜ポイント還元で実質価格が安くなるケースも

楽天では、ショップによっては99,824円とAmazonと同等の価格で販売されています。加えて、SPU（スーパーポイントアップ）や買い回りイベントと組み合わせることで実質価格がさらに下がるのが魅力です。

Yahoo!ショッピング｜PayPayキャンペーンでお得になるパターンあり

PayPay還元キャンペーンや5のつく日などを狙えば、楽天同様にお得な買い物が可能です。

EcoFlow DELTA 3 1500は、発売から間もないモデルでありながら、すでに8万円以上の大幅値下げが確認された実績があります。
ここでは、実際の価格変動の傾向をもとに、「いつ安くなるのか？」「次に狙えるタイミングはいつか？」を分析します。

過去のセール実績｜最安は発売から2ヶ月後に登場

2025年3月に発売されたDELTA 3 1500ですが、最初の大幅値下げが確認されたのは、2025年5月中旬。
公式ストア、Amazon、楽天市場が一斉に価格を99,800円前後に引き下げる期間限定セールを実施していました。

今後の“買い時”予測｜この3つの時期を狙え

EcoFlow製品はこれまでの傾向から、以下の時期にセールが集中する傾向があります。

セール時期	内容の特徴
6月 EcoFlow Day	EcoFlow公式主催のブランド記念日セール。大幅割引あり。
7月 Amazonプライムデー	Amazon限定。公式出品やセール対象製品は最安圏になる可能性大。
11月 ブラックフライデー	年内最大規模。公式・Amazon・楽天で同時開催される傾向あり。

FP視点の結論｜“必要になる前に備えておく”が賢い

高額モデルにおいては、「使うかどうか分からない」時点での即買いはコスパが悪いです。
しかし、防災・停電・電力不安への備えとして考えるなら、セール時に購入しておくことで“安心”と“割安”の両方を手に入れることができます。

DELTA 3 1500は、EcoFlowの新しい中〜大容量クラスに位置づけられるモデルで、1,500W出力と1,536Whの容量を標準装備。
しかも、リン酸鉄リチウムイオン（LiFePO₄）電池を採用し、サイクル寿命は約3,000回以上と、10年単位での使用にも耐える設計になっています。
ここでは、基本的なスペックだけでなく、どんなシーンで実際に活躍するのかをわかりやすく整理していきます。

【EcoFlow DELTA 3 1500｜スペック一覧表】

EcoFlow DELTA 3 1500｜スペック一覧表
商品名	EcoFlow DELTA 3 1500
容量	1536Wh（拡張で最大5.5kWh）
重さ	約16.5kg
サイズ	約398 × 213 × 281mm
電池タイプ	リン酸鉄リチウムイオン（LiFePO₄）
サイクル数	約3,000回（70%以上保持）
充電時間	AC最大入力時：約1.3時間（1500W入力） ソーラー：最大500W入力（約3～4時間目安）
出力ポート	AC ×6（1500W／サージ3000W） USB-A ×4（通常×2・急速×2） USB-C ×2（各最大100W） DC5521 ×2、シガーソケット×1
定格出力	1500W（サージ3000W）
X-Boost	最大2000W出力の家電も駆動可
ソーラー充電	最大500W（11～60V⎓15A）MC4 to XT60ケーブル使用
パススルー対応	対応（充電しながら給電可能）
EPS機能	瞬時切替機能あり（家庭用UPS代用可）
アプリ接続	Wi-Fi／Bluetooth対応（EcoFlowアプリ）
発売日	2025年3月
価格（税込み）	約181,500円前後

どんなシーンで使える？活用イメージ

・災害時の非常用電源：冷蔵庫・電子レンジ・電気ケトルなど、1,000W超えの家電も安心して使える
・アウトドア・キャンプ：ライト・調理器具・冷蔵庫を複数同時使用しても余裕あり
・在宅ワーク・UPS代替：EPS機能で停電時に自動切り替え、仕事が止まらない

DELTAシリーズ内での立ち位置は？

モデル名	容量	定格出力	重さ	特徴
DELTA 2	1,024Wh	1,500W	約12kg	コンパクト・容量少なめ
DELTA 3 1500	1,536Wh	1,500W	約16.5kg	容量アップ／拡張可／中核モデル
DELTA Pro 3	4,096Wh	3,600W	約51.5kg	業務用レベル／価格も重量も最大級

DELTA 3 1500は、「DELTA 2では物足りない」「DELTA Pro 3はさすがに重すぎる」
──そんな人にとって“中核”かつ“ちょうど良い”選択肢になり得ます。

EcoFlow DELTA 3 1500は、性能・容量・価格のバランスが優れたモデルではあるものの、すべての人にとって完璧な製品とは限りません。

 

購入後に「思っていたより使いにくかった」「もう少し上位モデルにすればよかった」と後悔しないためにも、事前に知っておきたい注意点を正直にお伝えします。

デメリット①：本体重量は約16.5kgと“片手では厳しい”重さ

DELTA 3 1500は比較的コンパクトな見た目ですが、重量は約16.5kg。
短距離の移動であれば問題ありませんが、階段を使った持ち運びや車の積み下ろしは1人だと少し大変に感じる重さです。

デメリット②：拡張バッテリーは別売りで追加コストがかかる

DELTA 3 1500は、最大5.5kWhまで容量拡張が可能な点が魅力ですが、拡張バッテリー（別売）を追加するにはかなりの費用がかかります。

 

初期費用を抑えて導入し、あとから容量を増やしたいと考えている方も、トータルコストを事前に把握しておくことが重要です。

デメリット③：X-Boost対応とはいえ、非対応家電も存在する

最大2,000Wの家電にも対応可能とされていますが、X-Boostはすべての製品に完全対応しているわけではありません。
・起動電力が高い家電（IH、ドライヤー、エアコンなど）
・周波数や安定性がシビアな精密機器
これらは、一部機器で動作不安定になったり、出力不足になるケースも報告されています。

FP視点の注意点まとめ

注意点	チェックポイント
重さが気になる	車移動がメインか？階段・手持ちで運ぶか？
容量を拡張したい	拡張用バッテリーの価格も含めた総予算を確認
高出力家電を使いたい	定格出力とX-Boostの限界を事前に把握する

以上を踏まえると、DELTA 3 1500は用途が明確であれば“非常にコスパの高いモデル”ですが、「何となく便利そうだから買っておく」といった購入だと、使い方によっては不満を感じる可能性もあることを理解しておく必要があります。

EcoFlow DELTA 3 1500は、「1kWhクラスで探すならこれ一択」といえる性能とコスパを備えたポータブル電源です。

この性能を考えると、10万円前後で買えるセール時期は間違いなく“買い”のタイミングといえます。

FP視点｜価格だけで判断すると損をするパターンも

ポータブル電源は“高額家電”です。価格の安さだけに目を奪われると、次のような失敗につながる可能性があります。
・最安だったが出品元が怪しく、サポートが受けられなかった
・ポイント還元を狙ったが納期が遅く、使いたいときに間に合わなかった
・延長保証や製品登録ができないショップだった
こうした“見えないコスト”は、最終的に損失に繋がります。
FPとしておすすめするのは、次のような「損しない買い方」です。

判断軸	最適な購入方法
今すぐ必要	Amazon・楽天で「即納」＆信頼できる出品元から購入
じっくり待てる	公式ストアのEcoFlow Day（6月）・ブラックフライデー（11月）を狙う
ポイント重視	楽天スーパーSALE・Yahoo!ゾロ目クーポン×PayPay活用
安心感優先	公式ストア購入＋製品登録による正規保証を活用

FPの結論｜DELTA 3 1500は“いざという時の安心”を買う商品

DELTA 3 1500は、普段はノートPC・スマホ・LED照明などに。停電時は冷蔵庫・炊飯器・電気毛布といった“暮らしを守る家電”を支える存在になります。

 

非常時に「買っておいてよかった」と思えるのがポータブル電源。
「必要になってからでは遅い」という点も、購入タイミングの大切な判断材料です。

 

安心・性能・価格の3軸で納得できるタイミングを選び、後悔のない買い方を選びましょう。

 

クーポンやセール時期を活用して少しでも安く購入したい方は、下記のまとめ記事もあわせてご覧ください。

 

また、「高い買い物だし、本当に自分に合っているのか不安…」という方は、購入前に知っておきたいデメリットや、向いていない人の特徴も確認しておきましょう。